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べルギービールは夏にぴったり 16世紀からの酸っぱ味

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ピーテル ブリューゲル 「農民の踊り」

夏はやっぱりビールです。

きりりと冷えた白ワインを昼下がりに飲むのも、オツなものですが、

仄暗くなってきた頃、藍色の空の下、地面から上がってくる暖かい空気を感じながら飲むビールは、夏ならではの醍醐味といえましょう。

ベルギービールは自然発酵でちょっと酸味がある。この酸味が疲れに効く、なんていう説もききます。

普段なら、夜のみのには、ちょっと重たく感じるこのビールも、夏には、このどっしり感が美味しいと思えるのは、やはり季節のせいでしょう。

 

16世紀の庶民も、ランビックを飲んでいたようで、ブリューゲルの絵には度々、このビールが描かれていますね。

彼の絵には当時の生活習慣がびっしり詰まっていて、長い間見ていても飽きません。

細部を見ていくと

「げ!この人、こんなことしてる!?」

と驚くことが多々ありますが、それでいて御伽の国のような雰囲気もいっぱい。

絵本を読んでいるようです。

 

夏の夜は、ベルギービールで中世の雰囲気を味あうのもいいかもしれません。

まさに「真夏の夜の夢」ですよね😄

 

ランビック―ベルギーの自然発酵ビール

ランビック―ベルギーの自然発酵ビール

 

 

 

ブリューゲルへの招待

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